レボリューション NO. [本]
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こんにちは
寡作なのがとても惜しい作家というのは罪なものです。
もっと作品が読みたいのに、なかなか読めない。
その分、読めた時にはうれしいのですが。
金城一紀氏の、『レボリューション NO.』
在日韓国人であるという、存在感もあり、彼にしか書けない
独特の世界を描ける作家なのですが、その中でも、
シリーズ化している、レボリューションシリーズの黎明期版。
落ちこぼれ高校に入って、荒んでいる中での友情物語、
っていうシンプルなシリーズなのですが、ひとことで言えば
とても、「痛快」なお話です。
待って、待って、読んだ作品の中では、期待が膨らみすぎて
それほどでも…、と思ってしまうものもあるのですが、
やっぱりおもしろかったな~
いままで書いている、「レボリューション」シリーズの、登場人物
「ゾンビーズ」の誕生秘話、という位置づけなのですが、
これが、ああなって、そうなるのか~と思わせてくれます。
青春っていいなあ。
落ちこぼれでも、よごれでも、青春の一時代は誰にでもあるはず、
そう信じさせてくれる痛快な作品でした^^
次はいつなんでしょうかね?
あまり待ちたくないなあ^^;
では、また。
2011-08-21 22:08
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