文学2011 日本藝術家協会編 [本]
にほんブログ村
こんにちは
タイトルからして、文学ですからね~
読んでおかないといけない気配ですが^^;
でも、ある意味シンプルなタイトルにふさわしく、
装丁もあまり凝った感じのないそっけなさ。。。
これは書店に置いてあったとしても、あまり食指がわかないかも。
しかし、しかしです。
中身はというと、これはやっぱり読んでおかないと、
という作者と作品のラインナップ!!!
まさに2011年に切り取った作家群がわさわさです。
あたらしい作家というわけではなく、かなりな古豪も多く収録。
そして、あくまでも純文学というゾーンなあたらしすぎないニューカマー
20名の作家の短編作品が収録されていますので、
ひとつひとつの作品については触れませんが、さすがの1冊。
解説が冒頭についていて、これを最初に読むことで
かなりガイドとして読みやすくなっています。
こういうたくさんの作家を集めた本としては、中身のトーンが
まとまらずに読みにくいものも多いのですが、とても親切です^^
日本藝術家協会が編纂した作家と作品ということで、
編集委員もゴージャスですが、自らの作品は入れなかったんですね^^;
選ぶほう、選ばれるほう、どちらも魅力的な1冊。
ただ、20名の作品が掲載されてるとはいえ、300ページの
ふつうの装丁の本に、3300円というお値段はやっぱり高いかな~
図書館などの蔵書としてのニーズということで出版されたのかも?
その価値が充分あるとは思うのですが、もうちょっと装丁もなんとか。。
純文学のガイド本として、とてもおすすめの1冊です。
では、また。
2011-08-29 03:32
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0