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コスモスの花の色は? [日記]

こんにちは

きょうは10月の最後の日。

最近はみんな知ってるハロウィンでもありますね^^
きのうは少し早く、いろいろなところでパレードがあったみたいですね。

あしたからは11月ですが、その前に、10月の誕生花、コスモスの話。

コスモスといえば、「オオハルシャギク」という品種が一般的。
一重のペタンとした可憐な花びらが特徴的で、薄くひ弱そうにみえますが、
秋の終わりの風にも、戦ぐことで耐えられる強さを持つ花です。

色は、白、薄いピンク、濃いピンクがあちこちで見られますね。
このピンク色の印象が強いのですが、オレンジや黄色もあるんです。

黄色といえば、少し違う品種で「キバナコスモス」というものが多く見られます。
オオハルシャギクと葉の形がかなり違い、花の大きさもやや小さめ、
花びらの付き方もちょっと違い、菊に近い感じです。

オオハルシャギクの黄色は、玉川大学農学部が、
30年の研究の成果として黄色い色の因子を持った突然変異種を交配させ、
固定することに成功した科学の結晶でもあるのです。

花には3原色のタブーというのがあり、同じ品種では3原色が存在しないのです。

赤と青があれば、黄色は咲かず、赤と黄色があれば青がなく、
青と黄色があれば赤がない。

3原色が存在するとなると、黒い花が咲いてしまうということで、
種の保存を目的とした進化には逆らうことになるから、のようです。
黒い花だと、受粉をつかさどる虫の眼につきにくいですからね^^

受粉の条件に、その品種の作場所にいる虫の可視できる色が
優先されているということがあるので、花の色もそれによって決まるようです。

青い薔薇を作ることは、生物科学の限界に挑戦することでもあり、
できたらノーベル賞ものだと言われるくらい、このタブーは厳格らしい^^

コスモスも紫はあるけど、青はないのかな^^

黄色いコスモスも30年かかりましたけど、最初は薄い黄色だったのが
最近ではかなり濃い黄色のコスモスもできてします。

玉川大学農学部では、青いコスモスにも挑戦しているようなのですが、
薔薇と同様に、さらに難しいのでしょうね。

チョコレートコスモスという、ほんとうにダークチョコの色をしたコスモスを
見た時には、「黒い花だ!タブーを破った」と感動したのですが、
これは、コスモスとは違った、どうやらキバナコスモス系の花の模様。。

でも、このチョコレートコスモス、香りもチョコレートなので
匂いを嗅いでみて、ホントにびっくりしました^^

キバナコスモスは、山吹色に近い濃い黄色、朱色のような濃い赤のある品種なので
チョコレートブラウンもありなのかな~^^

現実にはない色がどうしても見たい。
人間の欲望が、美しい花を作るのかと思うと貪欲さも悪くないのかな^^


では、また。




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